neige, tigre, crevette. 

日々徒然なるままに。

癖と衝撃と私 ー虎者NINJAPAN 2021ー 

あけましておめでとうございます。

 

今年も気が向いた時に

ポツポツブログを更新して

今のオタクの生き様を

未来の自分へ残していきたいです。

 

ブログのネタは溜まりに溜まって

消費が追いつかない状態ですが

どうしても残しておきたかった

虎者 NINJAPAN観劇記を

パパパーーッと書き留めちゃおうと思います。

 

時は遡ること2021年8月、

なんだかんだありつつ

友人たちと話し合いを重ねて

最終的には

ほぼ全公演申し込みました。

 

当たればトラジャのためなら

日本中どこでも駆けつけるぞ

という意気込みで。

 

当落の発表日、

ビクビクしすぎて

夕方になってから

メールボックスへと

結果を見に行きました。

 

結果は

 

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局名義くん、

もうお前のことは弱小名義とは呼ばせない。

 

1公演でも入れれば儲けもん、

そう思いつつ神に感謝しながら

虎者当日を待つ日々が始まりました。

 

舞台数週間前、

 

チケットが届きました。

どこでもトラジャが見れるなら構わねえ…

と思いつつ封を切り、

座席を確認すると…

 

右11

 

とだけ。

 

右11って何???????

と松竹さんが載せてくださっている

座席表を見ると

 

桟敷席でした。

 

普段だったら座る機会がないだろう

見やすさNo.1の特等席のご用意に

パニックになりながら友人へと電話をかけ、

桟敷席だったことを伝えると

2人揃ってしばらく放心状態で

当日生きて帰れるかの心配が始まりました。

 

 

そして、観劇まで一週間前に。

 

今回の観劇ではあらかじめ

当日、着物を着ていこうと

友人と熱い約束を交わしていたので

銀座の着物レンタル屋さんに

お着物の下見に行きました。

 

今回はGINZA SIX内の

wargoさんでお着物の

レンタルをさせていただきました。

 

kyotokimono-rental.com

 

下見の時に観劇のお話をしたら

親身になってメンカラの

お着物を探してくださって、

 

とても素敵な真っ白のお着物に

出会うことができました。

 

その節は本当にありがとうございます。

 

今年も観劇の機会があれば

ぜひお願いしたいと考えています。

 

そうして

360度どこから見ても

私は川島担です!!!

というお着物を手に入れ、

1週間後の当日を待つことに。

 

この時からドキドキとワクワクで

歩く時スキップしちゃうくらい

楽しかったことを覚えています。

 

 

〜当日〜

遠足の前の日の小学生のように

布団に入っても眠れなく……

なることはなく

大いに熟睡をキメた当日。

 

寝坊しました。

乗りたい電車にはギリギリ間に合ったものの、

 

前日にカバンは準備していたはずなのに

 

 

このザマである。

 

新橋演舞場サイズの箱であれば

オペラグラスは必須ではないんですが、

私はどうしてもオペラグラスを使って

美しいお顔をドアップで拝見したかったので

有楽町のビックカメラに開店凸することに。

 

友人には先に着付け場所に行ってもらい、

予定より15分遅れで(15分で済んでよかったね)

着付け場所へと到着しました。

 

この時点で走ったりしていたため

汗だくビショビショだったのですが、

 

スタッフの方が

こちらがお伝えした要望を汲んで

用意してくださった

帯を見た瞬間

T.M.Revolutionのように

汗が吹き飛びました。

 

白いお着物に白と紫の帯

川島如恵留さんじゃん…。

 

あふれんばかりの喜びの中、

着付けとヘアセットを終えて

私たちは銀座の街へと繰り出しました。

 

開演までまだ時間があったので

私がよく足を運んでいるスペイン料理のお店で

ランチをすることに。

 

美味しいパエリアに舌鼓を打って

さあ新橋演舞場に行くぞ〜

とのんきに考えていたのもつかの間、

時計を見ると開演まで30分をきっていました。

 

急いでタクシーを呼び、

新橋演舞場まで向かうオタク。

 

大勢のオタクがいる中で

タクシーから降りてくる

着物を着たオタク。

 

ゴリゴリと削られて行くHP…。

(全て自己責任)

 

チケットをもぎってお姉さんに渡し、

新橋演舞場の中に入ると

その重厚な雰囲気に感動しました。

ここで今から虎者を見るんやで…。

 

バタバタしつつも

お土産を購入したあとは

いざ桟敷席へ。

 

ですが、入ってすぐに

無理無理無理無理無理

死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ

と自分の心臓が止まることへの

懸念で押しつぶされそうに。

 

その座席がこちら。

 

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上手、ちょうどいい角度

完全ストレスフリーで

舞台を楽しめる座席でした。

 

 

しかし、私はこの座席の恐ろしさに

このあと震えることになるのです。

 

ノエさんは上手立ち位置が多く

この時点で粉砕玉砕大喝采状態だったのですが、

 

カゲロウたちに囚われたノエルの表情に

こちらの脳みそが茹でダコになったり、

 

拷問され奈落の底に落とされるノエルに

こちらの情緒がグチャグチャにかき回されたり、

 

奈落の底から戻ってきたノエルを見て

エスだ……と神に昇華しそうになったり、

 

オタクのHPはもうゼロよ!と言いたくなる

オタクに刺さるシーンで溢れかえる虎者。

 

もちろんHPを削られながらも

1秒たりともその美しい姿を逃すまいと

血眼になって観劇をしていました。

 

そして

 

2幕の終盤、BBBのイントロが流れ始めます。

 

この時点で最高のパフォーマンスを浴びすぎて

息も絶え絶えの状態だったのですが、

 

1番のサビの

"Thunder striking in the night" 

 

歌詞の通り私は雷に打たれました。

 

ここの振り付けは指差しがあるのですが

 

指が 目線が こちらに向いているんです。

 

 

こちらは脳内が大パニック状態で

魂が口から飛び出すのを必死に抑え、

オペラグラスを落とさないように

手にありったけの力を込めていました。

 

そんなことってある?

 

目があったは錯覚じゃなくてマジ

というツイートを思い出し、

今でも2021年最高の思い出として

心の一番大切なところに

あの一瞬は仕舞ってあります。

 

それまでも

沼のだいぶ深いところにいる

という自覚はありましたが、

さらにさらに深いところへと

自担が自ら手を引いて

引き摺り下ろしに来た。

 

あの座席が当たったこと、

指さしてもらえたこと、

100歳になっても永遠に

末代まで語り継いでいきます。

 

現状自分の代でお家断絶しそうですが…。

 

私がこの話を語ることで

川島さんの存在も語り継がれるので

末代まで川島担を家訓に

2022年も生きていこうと思います。

 

素敵なお着物、

まさかの座席、

最強のパフォーマンス、

最高の自担、

この出会いにありったけの感謝を添えて。

 

 

 

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全員分のアクスタ持ってって正解だった!